英語の時間と休み時間

ちょこっとタメになる独り言

英語の新常識を疑え!?いや、これは名著である!!

今、Twitter上で横浜市にある「盤和寿司(ときわずし)」のランチが話題らしい。調べればすぐに分かるのだけれど、その値段に対するネタの質が良い意味でバランスを失っているとのこと。筆者もそれを確認してみたけれど、その内容は確かにこれで採算がとれるのかと店を心配してしまうレベルであった。きっと筆者だけではなく、そのボリューミーな寿司を見た人ならば誰でも、いつか横浜に行く際には忘れずに寄ってみたいなと思うはずである。

 

と、そんなことを感じたのだけれど、本日筆者が書きたいことはその盤和寿司の値段のことやネタの質に関することではない。

 

筆者は暇なときに[sora news24]というサイトを英語の勉強を踏まえて読むことにしている。そして、その記事の中でこの「盤和寿司」のことが取り上げられていたのだが、その見出しに[Sushi restaurant's crazy cheap lunch deal goes viral online]と書いてあり、それが筆者の目を奪ったのだ。


[sora news24]に関する過去の記事はこちら。

keisuke-english.com

 

[go viral]の[viral]は「ウィルス」という意味であり、この[go viral]で「(ウィルスのように)爆発的に広まっていく」と訳すのだけれど(俗語です)、先日読んだ杉田敏氏の「英語の新常識」の中で、このコロナの状況を考えると[go viral]は不謹慎だということで広く使われなくなってきていると書いてあったのだ。

 

まぁ、たいした話ではないのだけれどそれが頭に残っていたので、この記事を読んだときにふと手を止めてしまったのだ。日本人の感覚だとそこまで不謹慎には聞こえないけれど、ネイティブがこの記事を読んだらどういう風に感じるのだろうか。そんなことを考えてしまった。

 

ちなみに「津波」は[tsunami]と英語になっていて、本来の意味とは別に大きな危機を表現するときに使われている。(財政危機=financial tsunamiのように)しかし、東北大震災が起こったことで、この[tsunami]という言葉をそのような意味で使用するのは不謹慎だから止めようという動きになったのだが、最近は[gray tsunami]や[silver tsunami]のように高齢社会に対する危機感を表す言葉として再び使われ出しているとのこと。(「英語の新常識」より)

 

「痛みを忘れること」と「痛みを引きずらないこと」は別物なんだよな。そんなことをふと思った記事だった。

 

では、今日はここまで!!

またね!!