「当然~」はどう表現するの?
こんばんは。
本日は[Buffalo 66]という映画 を見ました。といってもこれが初めてではないです。1999年に日本で公開されたとき、僕は入学したての高校生でした。洋画のポスターを部屋に貼るのが絶対的なお洒落だと信じる切ない年齢で、僕は友人と学校から少し離れたところにあるドンキホーテまで自転車を飛ばしていきました。見た目が恰好よいという理由だけで僕はSid Viciousのポスターを、友人が Buffalo 66 のポスターを買っていたことを覚えています。
それから何年か過ぎたある日、授業と授業の合間の時間を埋めるために利用した大学のAudio roomで初めてこの映画を見ました。全くお金の掛けられていないこの映画の素朴さとVincent Gallo が演じるBillyの魅力がこの映画の最大の見どころだと勝手に思っています。
英語は汚い言葉がたくさん出てきますが、英語が聞き取れるようになったと錯覚してしまうほどシンプルな単語、表現ばかりなのでスピーキングで悩んでいるのなら少し参考になるかもしれません。いかに簡単に表現することが出来るかが英語学習者にとって何より大切なのですから。
では、本題に入っていきましょう。
本日は「当然~」という「当たり前」をどう表現するか勉強していきましょう。
まずは相手に伝えるということだけを考える僕は [It is natural that ~] を使います。
It is natural that you failed in the examination because you didn't take it seriously.
その試験に真剣に取り組んでいなかったのだから、失敗するのは当然だよ。
もちろん、英語は言葉ですから、正直なんでもありだと僕は考えているので、次のように言っても多分通じると思います。
No one can't be surprised at the fact that you failed in the examination.
あなたが試験に落ちたってことに驚く人は誰もいないよ。
結局、この表現だって意訳すれば「試験に落ちるのは当然」となりますよね。
ちなみに [the fact that ~] はとても便利な表現なのでオススメです。
文法的な説明をすれば [that] が「同格のthat」で、[the fact = that ~] となり、「~という事実」と表現できるのです。
I can't accept the fact that she doesn't love me.
私は、彼女が私を愛していないという事実を受け入れることができない。
あまり難しいことは考えずに間違ってもいいのでどんどん使ってしまえばいいと思います。ネイティブはこんな表現しないと叱られるかもしれませんが、関係ありません。僕らはネイティブではないのですから。
とは言っても、「当然~」 をネイティブはどのように表現するのかと気になりますね。そこで僕のバイブルである『赤毛のアン』を見ているとどうやら[deserve] が良いのではないかと思えてきました。
[deserve]・・・(賞罰などが)~に値する
Anne: How dare you say I'm skinny and carrots. You're rude and impolite woman.
なんてひどいことを言うの!あなたは無礼な人よ。
Matthew: Rachel deserves what she gets.
レイチェルはああ言われて当然さ。
直訳すると「レイチェルは彼女が得たものに(悪口を言われるのに)値する」ですが、
難しく考えずに「当然だ」という気持ちを言葉に乗せるなら[deserve]を使ってみると良いでしょう。
不定詞を絡ませて表現することもできます
She deserves to succeed.
彼女なら成功するのに値する。
彼女は当然成功する。
[deserve] は海外ドラマを見ていても良く出てくる表現ですね。
では、今日はここまで!!
またね!!