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こいつがフランス流だぜ! 人生の楽しみ方3選!

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意図したわけではないが、この1ヶ月でフランスに関するかなりの数の書籍を読んだ。(上の写真だけではない)

そこで、本日はこれらの書籍をまとめてフランス流に人生を楽しむ方法を紹介したいと思う。

 

[食事を楽しむ]

 

筆者も含め多くの日本人にとって食事は「ただ腹を満たす行為」になっている。「とにかくこの空腹を満たしたい」という願望が私たちを食事に向かわせるほとんど全てといっても過言ではないほどの原動力であり、そこにはこだわりもへったくれもない。

 

例えばラーメンを食べるにしても店先で味くらいは悩むだろうが、店に対するこだわりはあまりない。空いていれば入るし、混んでいたら別の店に行く。店に入っても、注文した品が目の前に現れたとたん、誰にせかされているわけでもないのにズーズーと麺をすする音はごちそうさまと箸を置くまで止まらない。誰もが注文して待っている時間の方が長いのではないかと思えるほどのスピードで食事をすませ店を出て行く。あそこのらーめんが美味しいから行ってみようなどとスマホを片手に少し足を延ばしてみるなんていう情熱を持った日本人など果たして本当に現実の世界にいるのだろうか。

 

しかし、よく考えてみて欲しい。寝るのと同じように、私たちは人生における多くの時間を実はこの食べる行為につぎ込んでいるのだ。だから安眠をとるのと同様に、その1食、1食を大切に味わい、もし食事に幸せを感じることが出来たならその人の人生は間違いなくより幸せなモノになるのだ。

 

この忙しい現代社会で、貴族でもない私たちが3度の食事をそんな風に取れるわけがないという反論が聞こえてきそうだが、それなら夕食くらいはそんな風に食事を楽しむのはどうだろうか。高いものを食べるのではなく、丁寧に作ったもの・作られたものを味わってゆっくり食べるのだ。そうすれば無闇に醤油やソースをドバドバなんてこともしなくなるだろうし、味覚も優れてくる、さらには食べ過ぎるなんてことも避けられるのではないだろうか。

 

[フランス流の考え]

 

・フランス人は食べたい物を我慢しない

・食事はおいしい物をゆっくり味わって食べる

・食事は友達や家族と会話を楽しみながら食べる

・ゆっくり食べるから食べ過ぎることもなく、食べたい物を食べても太らない

 

 

[知的に生きる]

 

悲しいことに美容整形などをしないかぎり顔の作りは変えられない。しかし、不思議なもので顔を見るとその人の性格が何となく分かるように、顔の雰囲気は内面にあるものに大きな影響を受ける。シャネルのいった20代の顔は神からの贈り物で、30代からの顔はその人間の生き様であるという言葉の通り、人は年を取ることでより内面的な物が外見に大きな影響を及ぼすようになる(外見は年齢と共に確実に衰えるから)。だからフランス人は年齢を重ねることを恐れない。むしろ、熟成されたワインに例えられるほど年齢を重ねることで魅力は高まると考えているから、年齢なんて全く気にしていない。

 

お金を使えば手軽に変えられる外見ではなく、時間をかけてゆっくり洗練されていく内面にもっと注目するべきではないだろうか。時間のあるときに読書をしたり、美術館に足を運んだり、たまには自分で絵を描いてみたりするのも良い。そうすることでその人の知性は磨かれるからだ。40代や50代でウィットに富んだジョークの1つや2つを会話に織り交ぜることの出来る大人はやはりとても魅力的である。

 

[フランス流の考え]

 

・知的な人間が尊敬される

・金儲けのうまい人間よりも貧乏なアーティストに価値を見出す

・年を取ることを全く恐れないばかりか、年齢を重ねることで人間が熟成されていくと考えている

・休みの日は、のんびりと読書をしたり美術館に行って知性を磨く

 

 

[普段から身だしなみに気をつける]

 

日本にはここ1番で着る「よそ行き」と呼ばれる服がある。この「よそ行き」を着て町を歩くときどんな気持ちがするか?たぶん、「今日の私はカッコイイ・かわいい」ではないだろうか。そして、そんな服を着ている1日は気分がいいし、周囲に対する感度も高まっているため、いつも見慣れている景色からでさえも新しいことに気が付けることだろう。

 

よそ行きとまでは行かずとも、友達にあって町でお茶が出来るくらいの身だしなみを常に整えておけば、特に用事が無い休日だって少しテンションがあがる。朝起きてから夜寝るまで同じスウェットでは新しい発見はない。外出する予定がなくても好きな服を着ていれば買い物に行くのだって苦じゃないはず。いや、むしろ近所のスーパーじゃ物足りなくなるかもしれない。

 

フランス人は特別なものを普段使いするのだ。それは洋服だけではなく、靴も鞄も食器さえもそうするのだ。お気に入りを常に使うことで毎日が特別になるという感覚である。だからフランス人は安い物をたくさん買うのではなく、自分のお気に入りをいくらか買って大事に使うのだ。この毎日をいかに楽しむのかがフランス人の根底にある考えのような気がする。

 

[フランス流の考え]

 

・特別なものを普段から使う

・毎日を特別な日と考える

・物を大切にする

 

[まとめ]

 

フランス人は毎日を特別な日だと考えて生きている。だから、食べることにしても遊ぶことにしても常に五感をフル活用して楽しむのだ。「食事をゆっくりと味わい、楽しむ」「休日は読書や美術館などにいき知性を磨く」「好きな服をいつだって身につける」などで、ありきたりな毎日に変化を持たせれば日々の暮らしも生き生きとしてくるのではないだろうか。

 

バナナマンの設楽さんが「日本に住んでいるのではなく、日本に旅行に来ている感覚で毎日を過ごす」と昔テレビで言っていたけれど、これもまたフランス流の生き方なのかもしれない。

 

どうしたら毎日の暮らしを特別な物に出来るのかを考えてみると色々な工夫が生まれてくる。フランス人の生き方を真似ろという訳ではないが、毎日つまらなく生きていくのはもったいない。どこの国の流派だろうが、人生は短いのだから楽しく生きようという考え方に賛成だ。

本日の記事を、少し視点を変える参考にしてもらえたら幸いである。

 

 

では、今日はここまで!!

またね!!