英語の時間と休み時間

ちょこっとタメになる独り言

英語の成績をUPさせるためのシンプルなトレーニング

英語が話せるように、もしくは書けるようになるためのシンプルなトレーニング方法を本日は記事にしたい。正直シンプルすぎるのでそんなの当たり前じゃないかと言われてしまいそうなのだが、何事もシンプルなトレーニングこそ正義なのだ。

 

目次

 

[英単語を覚える]

 

英語学習は英単語に始まり、英単語に終わる。つまり、終わることが無いということになるのだけれど、この単語を覚えようとしない子供が非常に多い。筆者自身の経験、さらには筆者が見てきた子供たちの成績から言えることは「英語の成績は単語数に比例する」ということだ。「英単語は文脈から推測する」という言葉を耳にすることもあるが、それはある程度の単語数が頭に入っていることが大前提だ。知っている単語の数が増えたら、その増えた分だけ英語は出来るようになる。これは絶対だ。だから、単純な話なのだけれど英語の成績を上げたければ、まずは英単語をひたすら覚えることをお勧めする。

 

[英単語を覚える上での心構え]

 

単語帳を常に持ち歩き、暇な時間は常に開くように心がけること
忘れてしまうことに落胆しないこと
覚えた単語は、再び文章の中で出会ったとき、記憶に定着することを知ること
声に出して覚えた方が効率が良い

 

f:id:case-k0718:20220226050238p:plain

ぼろぼろの単語帳

 

f:id:case-k0718:20220226050330p:plain

これだけやってようやく覚えられる


[英作文は切り張りではない]

 

英語と日本語は構造が全く違うから、日本語を英語にするときは「そのまま英語にしよう」などとと決して思わないことが重要。(勿論、英語のエキスパートを目指すなら話は別で、どんな日本語でも英語に出来なければいけないけれど)英作文の上手な子は、その前段階の準備である日本語づくりが非常に上手い。

 

例えば、「私はふたを取って、箱の中身を確認した」を英語が苦手な子に英作文をさせると「先生、蓋って英語で何て言うんですか」「蓋を取るの取るは何ですか」とそんな質問のオンパレードになる。しかし、英語が得意な子は[I opened the box and checked the inside.]とスラスラ言う。英作文をするときは、この感覚を身につけることが本当に大切。

 

他にも「彼は私のためにお風呂にお湯をはってくれた」なんていうのも英語が得意な子ならきっと[He prepared for bathing for me.]くらいに表現するだろう。

 

大学受験の英作文の問題を紹介すると

「食事をするというのはただ食べるだけの行為を指すわけではない。買い物に言ったり、料理を作ったりすることなど、食べる行為に関わる全てのことを表しているのだ」(お茶の水女子大学の英作文)
[what is eating is not only an action of eating.The words includs anything we need to do for eating.For example,shopping ingredients,cooking them and so on.]

 

筆者レベルの人間が書いた英作文なので、ネイティブレベルの人に添削してもらえば上記の英文にも文法上の間違いはあるのだろうけれど、筆者がいいたいのはこれくらい簡単に書くことを意識して欲しいということだ。

 

ネイティブが「英検準1級レベルの単語を知っていれば、もっと英語をしゃべれるはずなのに、日本人は英語が全然話せない」というのはきっとそういうトレーニングが足りないからなのだ。


[英作文のトレーニングをする上での心構え]

 

日本語と英語は構造が全く違うことを強く強く意識する
頭に描く日本語をそのまま英語にしようとしない
常に、どうやったら簡単に表現できるかを考える
目に映る状況を英語にしてみること


[文法は受け身になるな!]

 

英文法の授業が筆者は大嫌いだった。その理由は簡単で、英文法の修得方法が受け身だったからである。しかし、少し視点を変えてみると、つまり自分で英文をどんどん書いてみると、英文法もそれほど苦痛なものではなくなる。(書かなくても頭の中で英文を作ってみる)


つまり、書いていく中で「あれ、ますます〜になるってどう表現すればいいのかな」と自ら疑問が沸いてくるのだ。そう、自分で知りたいと思うと英文法は苦痛なものではなくなるのだ。

 

教わったものは身につかない。これは、38年間の人生を振り返ったとき、英語に限らず全てのことに共通していえることだと思う。だから、英文法も授業でただひたすら構文を暗記するのではなくて、自分でどんどん英語を作っていくことが大切。その中で、「こんなことが言いたい」という欲求が生まれてきたら英文法なんて怖くない


[まとめ]

 

単語を覚える
英作文を作る(英語を話す)上で、一番大切なのは発想力
文法は受け身ではだめ


シンプルなのだけれど真実だ。色々な「how to本」があるけれど、大切なのは方法論に逃げずに真正面から立ち向かう強い気持ちを持つこと。忘れないで欲しい。

 

では、今日はここまで!!
またね!!