英語の時間と休み時間

ちょこっとタメになる独り言

埼玉県仲人協会に関する現状報告

以前も記事にした埼玉県仲人協会のリアルな話です。

2021年9月の終りに結婚相談所に行きました。
まぁ、その経緯は以下の過去の記事を読んで頂ければと思います。

 

keisuke-english.com

 


そして、本日はその後の話なのですが、正直なにもありません・・・笑。


前回のお見合いが2021年11月6日だったので、それから4カ月の間、メールの1つもありません。(1回、手続き関係の件で連絡はあったか・・・。)

確かに、月会費は6,600円と激安なので、大きな声で文句は言えないのかもしれませんが、正直何にお金を払っているのか、毎月銀行口座から引き落とされるこの会費を確認するたびに分からなくなります。

まぁ、私が払った金額はまだ6,600×4+8,800円(お見合い料)で、合計35,200円なのでそこまで傷は深くはないですが、そろそろ退会した方が良いような気がしてきました。


ネット上の情報の真偽は定かではないのですが、口コミに2年間在籍してお見合いをしたのは1回だけというものが1つありましたが、結構リアルなのかもしれませんね。

前回も書いたとおり「スペック」の違いによりお見合いの回数は変化するので全員がこの通りだとは思いませんが、前回の記事と今回のこの現状報告を婚活の参考にして頂けたら幸いです。

もし、退会の意思を伝えた後にすぐにお見合い相手が見つかった時はまた報告させていただきます笑。

ちなみに、会費には「月会費会員」と「年会費会員」の2つがあり、年会費会員の場合は活動費が[33,000円]と月会費会員より断然お得ですけれど、慎重になられた方が良いかもしれません。(まぁ、私はすでに月会費だけで26,400円払っているので、その視点から考えると年会費の方が良いのかもしれませんが・・・。)

では、今日はここまで!!
またね!!

 

 

都心はちょっと・・・。そんな方に所沢にある桜の名所教えます

桜の季節がやってきましたね。

梅も綺麗でいいんですけれど、「桜」という言葉に含まれる高揚感はやはり別格ですね。ちなみに、今年の関東の開花予想は3月19日となっています。ピクニック気分で春の到来を誰かと一緒に祝いませんか?今年もコロナで大々的な花見は出来ないのかもしれませんが、1年に1度の桜です。ゆっくりと眺めないで終わるのはもったいないですからね。

 

そこで本日は東所沢にある桜の名所をお教えします。(所沢は隠れた桜の名所なのです)ぜひ、参考にしてみて下さい。

 

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東所沢の改札を出たら左に曲がる。

 

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すぐにロータリーが見えるので○囲った道を真っ直ぐ歩く。(武蔵野線の沿線を歩く
 

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10分くらい真っ直ぐ歩く(突き当たりまで歩く)

 

 

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船が見えたら右折する。すぐに交差点があるのでその交差点を直進して坂道を下りて行く。

 

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坂道に見えないけれど、坂道です。ここを真っ直ぐ下りて行きます。

 

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一つ目の曲がり方を左折。

 

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突き当たりまで真っ直ぐ。ただ、もうこの時点で右を見れば満開の桜が少し遠目にだけれどハッキリ見えます。

 

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突き当たりを右に行けば、橋が見えて、その先は桜の木がどこまでも続いています。

 

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咲いてないから少し寂しいけれど、満開の時はすごい眺めです!!

屋台も少し出ると思います。(昨年は出ていたから)

 

ただ、東所沢から歩くと30分くらいかかると思います。暖かい日に彼氏、彼女とのんびり歩くにはいいですが、子供と一緒だと厳しいですね。(駐車場はあります

 

そんなときは、清瀬駅から西武バスを利用するのも手です。「団地交番前」というバス停で降りれば、そこから柳瀬川に向かって徒歩5分くらいです。(バスの乗車時間は13分ほど)

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夜に撮った写真なので少し怪しいですね笑。

 

是非、今年の花見の参考にしてみて下さい!!

 

ちなみに、この「旭ヶ丘二丁目」のバス停は阿部寛さん主演の「海よりまだ深く」の舞台となった団地がある場所です。まぁ、普通の団地なんですけど、映画を見てから行くと少しテンションあがります笑。

 

では、今日はここまで!!

またね!!

 

東大は[the university of Tokyo] or [Tokyo university]?

東大卒というフレーズには飽き飽きする。それくらいテレビのチャンネルを回せば、どこも「東大卒○○」のフレーズに溢れている。もう溢れすぎていて目新しくもないのだけれど、テレビ画面からこれらのフレーズが無くならないということを考えると「東大卒」需要は衰えることをしらないのだろう。

 

しかし、「東大卒○○」は大勢いても、筆者の中で東大卒芸人のはしりは「田畑藤本」である。(勿論、東大卒の芸人は田畑藤本よりも前にいるけれど、地上波に出てある程度の知名度を獲得したという尺度で考えると、それは田畑藤本である。異論反論は認める)

 

漫才は「名前だけでも覚えて帰って下さい!」の代わりの「学歴だけでも覚えて帰って下さい!」から始まり、藤本の学歴自慢を軸とした展開を見せる。そんな田畑藤本がコンビを解散したのは今から2年ほど前のことだった。

 

解散後はピン芸人としてそれぞれ活動を続けているが、最近はどうしているのかなと思っていたところ、昨日yahooニュースに「藤本淳史さん、実はADHDだった」といった内容の記事がUPされていた。やはり、世間も田畑藤本には注目していたのだな。

 

そう思うと何だか懐かしくなり、Youtube田畑藤本の漫才をいくつか拝見した。(その視点で漫才を見ると、確かに藤本の話し方は落ち着きがないように見えてしまうから人間の先入観というのは怖い、と今日はそんなことを書きたいのではない)

 

するとそこの藤本の台詞に筆者は興味深い言葉を発見した。

 

藤本「いいか!!俺は東京の大学じゃないぞ!!東京大学を卒業したんだぞ!!」」である。

 

そう、つまり彼は英語で表現するところの[the university of Tokyo]ではなく[Tokyo university]を卒業したと言っているのだ。

 

しかし、東京大学の英語名は[the university of Tokyo]である。

 

ところが、その一方で早稲田大学は[Waseda university]だし慶応大学は[Keio university]である。

この違いはどこにあるのだろうか?
なぜ早稲田大学は[the university of Waseda]、慶応大学は[the university of Keio]ではないのだろうか?

 

実は、この[the university of ○○] の○○には「固有名詞」が入るのだ。

 

だから、もし「日本大学」が国立大学でこの「日本」が実際の「日本」を指しているのなら、日本大学は[the university of Japan]と表記されるのだけれど、日本大学の「日本」は、実際の日本を指しているわけではなく、単なる「名称」だから、日本大学は[Nihon university]という表記になるのだ。

 

したがって、もし明治大学を[the university of Meiji]と表記してしまうと、この「明治」は「明治時代」という意味として捉えられ、日本語訳に直せば「明治の大学」といったニュアンスになってしまうのだ。

 

まぁ、最後は色々と並べてしまったけれど、ポイントは国立大学の場合は[the university of ○○]が成立するということ。是非、覚えておいて欲しい。(しかし、実際のところ[the university of ○○ を使っているのは東京大学だけなのだが・・・)

 

参考文献:マーク・ピーターセン著「日本人の英語」

 

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[おまけ]

 

ちなみに、日本では[university]は総合大学で[college]は単科大学のように教えられるけれど、実際はそんなに単純なものではないから、外国人が「私は、○○ collegeを卒業しました」と言ってきたとき、日本人の感覚でその大学をイメージしない方が良いと思う。

 

では、今日はここまで!!

またね!!

 

「英語の新常識」を読んで驚いたこと2

今から10年ほど前に放送されていた「最高の離婚」というドラマを御存知だろうか?このドラマ自体も面白いのだが、筆者はドラマの最終回で瑛太が「君をのせて」(沢田研二)を歌うシーンが特に大好きだ。

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風に向かいながら 革の靴を履いて

肩と肩をぶつけながら 遠い道を歩く

 

僕の地図はやぶれ くれる人もいない

だから僕ら 肩を抱いて

二人だけで歩く

 

君のこころ ふさぐときには

粋な粋な歌をうたい

君を乗せて 夜の海を

渡る舟になろう

 

 

文字に起こすだけでも素晴らしい曲だということはヒシヒシと伝わってくるけれど、これが紆余曲折あったストーリーの最終回に歌われるところに筆者は痺れてしまうのだ。もしも、この曲を聴いたことのない方がいるのなら一度聴いてみて貰いたい。とても良い曲である。

 

そこで、ふと筆者の中に、この曲の素晴らしさはダイレクトに英文にしても外国人に伝わるのだろうかという疑問がわいた。

 

そこで、「君を乗せて夜の海を渡る舟になろう」の部分をダイレクトに英文にしてアメリカに住む友人にメッセージを送ってみた。

 

I will be a ship for you to cross the sea in the night.

 

もちろん、本来の英作文は日本語で言いたいことを英語的な発想で表現し直さなければならないのだけれど、このような詞を例えば[I will help you with solving your difficulties.]なんて言ったら興ざめもいいところ。

 

早速送ってみた。



数十分後、詩的だという返信ではあったけれど、何だか通じていそうだった。

 

勿論、リアルな仕事の場面などでこんな婉曲的な表現をしたら「もっとはっきり、分かりやすく言え」と怒られてしまうだろうけれど、どこに住んでいようが、どの言語を話そうが人間は人間であり、感情の根っこは同じだと信じている。だから、こういった表現を場面に合わせて、思い切って言ってみるのも面白いかもしれない。ポカンとされたらポカンとされた時でしょ!笑

 

 

さて、(枕がだいぶ長くなってしまったけれど)本日は昨日に続いて「英語の新常識」(杉田敏著)の中で筆者が驚いた部分を1つ紹介したい。

 

[badの比較級と最上級は?]

 

[good-better-best] [bad-worse-worst] [mamy-more-most]

これは、中学英語の基礎である。しかし、本当に多くの生徒がテストなどでこれらの比較級や最上級を忘れる。

 

 

なんども間違える生徒に対しては「何度同じ間違いをするんだ!この世にbadder/baddestなんて言葉は無い!!」と叱ることもある。

 

 

 

・・・・いや、実はあるらしい・・・。

いや、正確に言うなら最近になって出てきたらしい・・・。

 

言葉は生きている。本当に実感させられてしまう。

 

ただ、このbadderやbaddestと言ったときの[bad]は「ずばぬけて良い」「一流である」という意味になるとのこと・・・。

 

えっ!!

[bad]って「悪い」でしょ・・・。

 

勿論、[bad]は「悪い」なのだけれど、最近は[bad]で「とても良い」と表現することもあるらしい。これは、日本語の「やばい」の感覚に非常に似ていると杉田さんも著書の中でそう述べていて、非常に驚いた。

 

同様に[beautiful]という美しい言葉も、現在は皮肉として使うこともあり、その場合は「ひどい」という意味になるそうだ。

 

肌の色が違っても、目の色が違っても、信仰している宗教が違っても、生きている時代が同じなら考え方も似てくるんだなと思った。

 

昔、野口悠紀雄先生の「「超」勉強法」という本の中で、全く異なる場所で生活をしていた猿が、理由はわからないけれど、同じタイミングで芋を海水で洗い始めたということが書かれていた。筆者は、ふとそのことを思い出してしまった。

 

ちなみに、この部分を読んだときにあわてて[gooder/goodest]を調べてしまった。

 

「こんな言葉はないよな。さすがに・・・。」

 

と思いきや、[weblio英和辞書]のサイトで「まれにgood」の比較級や最上級で使うと出てきていた。

 

もう英語がよく分からなくなってきた。

もう自由に話そう・・・。

どんな風に話したって誰も間違ってなんかいないんだ。

そんなことを考える1日だった。

 

 

今日はここまで!!

またね!!

「英語の新常識」を読んで思ったこと

新しく生まれる言葉もあれば死んでいく言葉もある。当たり前のことなんだけれど、そこら辺の感覚を特に外国語だと忘れてしまいがち。

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杉田敏さんのこの本はお勧めだ。正直目から鱗が落ちた。

 

そこで、本日はこの杉田敏さんの「英語の新常識」を紹介したい。

 

 

[genderの多様性に基づく新語の登場]

 

数ヶ月前の話だけれど、「genderlessのおもちゃ」というのが話題になっていた。男の子も遊べるお人形やおままごとセット、その逆に女の子も遊べるDIYセットなどがそれである。まぁ、賛否両論はあるだろうけれど時代を反映しているなと妙に感心してしまったし、今後もこのスタンスのおもちゃが売場を支配していくんだろうなと思っている。

 

人間が生きている限り、人間が作る時代や価値観は移り変わっていくのが当然。だから、その時代を表現するための言葉が変化することも当然のことなのだ。言葉は時代を映す鏡である。時代が変われば時代に合った言葉が新語として生まれていき、時代に合わなくなった言葉は死んでいく。

 

この本の中で筆者をまず驚かしたことは、人に対して使われる敬称「Mr」や「Ms]が今現在少しずつ変化しているという事実だった。時代の変遷に疎い筆者は全く知らなかったのだけれど、どうやら「Mx]という表現が最先端の英語なのだそうだ。発音の仕方は「ミクス」や「マクス」などまだ固定されてはいないのだけれど、多分、あと10年もすればこれが一般的な表現として定着するのかなと思った。

 

また、そのように「Mx」という新語が登場してきたことで、1970年代に言葉の世界から退場していた「Mrs]という言葉が再び生き返りつつある事実も興味深いところだった。どうやらこの言葉は合法的に婚姻関係を結んでいる女性であることをはっきりとさせたい場面で使用するとのこと。女性蔑視だということで退場した「Mrs」に別の角度からスポットライトが当たる。そんなこともあるのだなと不思議に思った。

 

[heやsheはどうなっていくのか?]

 

この[he]や[she]をどう表現するのかというと、[you]のように単複同系の[they]にしようという動きがあるそうだ。つまり[they is] が登場するかもしれないとのこと。塾で[they is]と書いている生徒に間違っていると堂々と言えない日が来るのもそう遠い未来の話ではなくなるかもしれない。

 

そうすると、[themself]も成立することになるのか・・・。最近英語の教科書が改訂されたばかりだけれど、また教科書を改訂しなければならない日も近いだろうな。

 

素朴な疑問だけれど、今後英文和訳の問題で[they is]と出されたら「彼」と訳して良いのだろうか。そんなことも考えさせられる。「彼」と訳すか、それとも日本語にも「彼」「彼女」以外の造語ができるのだろうか。アルファベットで表記する英語と違ってそういった新語を造るのに、日本語はあまり向いていないように思えた。この感覚に気がつけたのもこの本を読んだおかげかなと思った。

 

 

[男女平等の観念から変化した言葉]

 

[ladies and gentelmen]なる表現が一般的な場面から退場したのは今から数年前で、今では退場したどころか、禁句になっているそう。そんなこと全く知らなかったから、これにも本当に驚いた。大勢の前に立ってレクリエーションの司会、意気揚々とこんなことを言ってしまったら嘲笑の的になるだけではなく、場合によっては職を失うということもあるだろう。知らないって本当に怖い。(ちなみに、こういうときは、[hello,everyone]くらいが丁度良い)

 

他にも

 

[mailman] → [mail carrier]

[policeman] → [police officer]

[chair man] → [chairperson]

[sportsman] → [athlete]

[waiter,waitless] → [server]

[steward] → [cabin attendant][flight attendant]

 

こんな風に仕事の呼び名が変わって来ているのも時代を反映している。

そんなことを意識して英文を読めば、何気ない英文も新しい気づきになるのではないだろうか。

 

ちなみに、詐欺師である[con man]は何ていうのか後で調べてみようと思っていたら、その10分後に見ていた海外ドラマの中で[con artist]という表現が出てきてにやけてしまった。[artist]というところが面白い。

 

 

[おまけ]

 

杉田敏さんの「実践ビジネス英語」というラジオ番組は既に終わってしまったけれどYoutubeに音源が残っていて非常に勉強になる。(ただし、スクリプトはないので初級者には向かない。)英語の中級者以上の方にはお勧めの教材だ。

 

言葉は時代と共に変わる。今「チョベリグ」なんて真顔で言ったらポカンだろう。しかし、何故か英語だとそのアンテナの感度が非常に鈍い。言葉は時代を反映していることを忘れずにドンドン新語を取り入れていくことで日本人の英語力は高まるのではないだろうか。

 

ちなみにgenderless は日本での造語でgender-neutral が正しいので、英語圏では間違えないようにしたいところである。

 

では、今日はここまで!

またね!!

 

英語の成績をUPさせるためのシンプルなトレーニング

英語が話せるように、もしくは書けるようになるためのシンプルなトレーニング方法を本日は記事にしたい。正直シンプルすぎるのでそんなの当たり前じゃないかと言われてしまいそうなのだが、何事もシンプルなトレーニングこそ正義なのだ。

 

目次

 

[英単語を覚える]

 

英語学習は英単語に始まり、英単語に終わる。つまり、終わることが無いということになるのだけれど、この単語を覚えようとしない子供が非常に多い。筆者自身の経験、さらには筆者が見てきた子供たちの成績から言えることは「英語の成績は単語数に比例する」ということだ。「英単語は文脈から推測する」という言葉を耳にすることもあるが、それはある程度の単語数が頭に入っていることが大前提だ。知っている単語の数が増えたら、その増えた分だけ英語は出来るようになる。これは絶対だ。だから、単純な話なのだけれど英語の成績を上げたければ、まずは英単語をひたすら覚えることをお勧めする。

 

[英単語を覚える上での心構え]

 

単語帳を常に持ち歩き、暇な時間は常に開くように心がけること
忘れてしまうことに落胆しないこと
覚えた単語は、再び文章の中で出会ったとき、記憶に定着することを知ること
声に出して覚えた方が効率が良い

 

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ぼろぼろの単語帳

 

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これだけやってようやく覚えられる


[英作文は切り張りではない]

 

英語と日本語は構造が全く違うから、日本語を英語にするときは「そのまま英語にしよう」などとと決して思わないことが重要。(勿論、英語のエキスパートを目指すなら話は別で、どんな日本語でも英語に出来なければいけないけれど)英作文の上手な子は、その前段階の準備である日本語づくりが非常に上手い。

 

例えば、「私はふたを取って、箱の中身を確認した」を英語が苦手な子に英作文をさせると「先生、蓋って英語で何て言うんですか」「蓋を取るの取るは何ですか」とそんな質問のオンパレードになる。しかし、英語が得意な子は[I opened the box and checked the inside.]とスラスラ言う。英作文をするときは、この感覚を身につけることが本当に大切。

 

他にも「彼は私のためにお風呂にお湯をはってくれた」なんていうのも英語が得意な子ならきっと[He prepared for bathing for me.]くらいに表現するだろう。

 

大学受験の英作文の問題を紹介すると

「食事をするというのはただ食べるだけの行為を指すわけではない。買い物に言ったり、料理を作ったりすることなど、食べる行為に関わる全てのことを表しているのだ」(お茶の水女子大学の英作文)
[what is eating is not only an action of eating.The words includs anything we need to do for eating.For example,shopping ingredients,cooking them and so on.]

 

筆者レベルの人間が書いた英作文なので、ネイティブレベルの人に添削してもらえば上記の英文にも文法上の間違いはあるのだろうけれど、筆者がいいたいのはこれくらい簡単に書くことを意識して欲しいということだ。

 

ネイティブが「英検準1級レベルの単語を知っていれば、もっと英語をしゃべれるはずなのに、日本人は英語が全然話せない」というのはきっとそういうトレーニングが足りないからなのだ。


[英作文のトレーニングをする上での心構え]

 

日本語と英語は構造が全く違うことを強く強く意識する
頭に描く日本語をそのまま英語にしようとしない
常に、どうやったら簡単に表現できるかを考える
目に映る状況を英語にしてみること


[文法は受け身になるな!]

 

英文法の授業が筆者は大嫌いだった。その理由は簡単で、英文法の修得方法が受け身だったからである。しかし、少し視点を変えてみると、つまり自分で英文をどんどん書いてみると、英文法もそれほど苦痛なものではなくなる。(書かなくても頭の中で英文を作ってみる)


つまり、書いていく中で「あれ、ますます〜になるってどう表現すればいいのかな」と自ら疑問が沸いてくるのだ。そう、自分で知りたいと思うと英文法は苦痛なものではなくなるのだ。

 

教わったものは身につかない。これは、38年間の人生を振り返ったとき、英語に限らず全てのことに共通していえることだと思う。だから、英文法も授業でただひたすら構文を暗記するのではなくて、自分でどんどん英語を作っていくことが大切。その中で、「こんなことが言いたい」という欲求が生まれてきたら英文法なんて怖くない


[まとめ]

 

単語を覚える
英作文を作る(英語を話す)上で、一番大切なのは発想力
文法は受け身ではだめ


シンプルなのだけれど真実だ。色々な「how to本」があるけれど、大切なのは方法論に逃げずに真正面から立ち向かう強い気持ちを持つこと。忘れないで欲しい。

 

では、今日はここまで!!
またね!!

戯言

ある男性が「猫の恩返し」をウィーンの街角で弾き語る動画がYoutubeにUPされていた。その男性の演奏も素晴らしかったのだけれど、筆者の目を引いたのは一人の女性であった。彼女は彼に歩み寄り一言[beautiful]とだけ言って、コインを彼のギターケースに投げ込んだのだ。言葉を尽くす表現力があるならば一言で全てを包み込む表現力があってもいいはずだ。美しい音楽を聴いて[beautiful]と素直に言える人間になりたいと思った。[beautiful]っていい言葉だなって思った。