学校や英検の勉強で習わない単語18
こんばんは。
もうそろそろクリスマスの気配を街の至る所で目にする季節になりますね。家の最寄り駅も普段は田舎の殺風景丸出しの場所なのですが、所々デコレーションが施されて少し華やいでいます。あと2週間でクリスマス、それが終わればもう年末ですね。嬉しさと寂しさと表現できない焦りが胸に込み上げてくるのは40歳を前にした男の宿命なのでしょうか。
まぁ、そんなことは置いておいて、今日は海外ドラマを見ていて海外の人のクリスマスに関する考え方で印象的だったシーンがあったのでそれを紹介したいと思います。
これは、ある女性が友人をクリスマスパーティにさそうシーンでのことです。
Are you all coming to myChristmas party afeter the final exam or are you stopping home to exchange your Christmas outfits?
outfit・・・服装
この英文自体は、単に友達を自分のクリスマスパーティーに誘っているだけのものなのですが、このセリフを言った後、彼女の周りにいる友人たちが作り笑いを浮かべていたのです。
そして、一人の女性が言います。
I guess I could wear one of my Hanukkah sweaters.
ハヌカのセーターを着るわ。(ハヌカのセーターを着てパーティーに参加するわ。)
Hanukkah・・・ユダヤ教の祝日の1つ
なぜ作り笑いをしたのか?意味が分からなかったのでもう一度映像を戻して理由を探ったのですがやはり良く分かりません。もっと前の回に伏線があったのかもしれないと諦め話を前に進めると「エボバはクリスマスをしない」というセリフが出てきて、ようやく作り笑いの理由が分かりました。
「クリスマスはキリスト教のお祝い」なのです。小学生でも知っている当たり前のことですね。しかし、私たち日本人はキリスト教徒ではない人もクリスマスを楽しみます。でも、キリスト教を信仰していない人がクリスマスを祝うのは世界的に見れば「異様」なことなのかもしれません。日本人はキリスト教徒でもないのにクリスマスを祝うのはおかしいとどこかで耳にしたことがありますが、海外ドラマを見て改めてそうなんだなと実感しました。
この「キリスト教ではないけれどクリスマスを祝うのはおかしい」という感覚はずっと日本にいると忘れてしまいますね。その証拠に私はクリスマスパーティーに誘われた他宗教を信じる友人たちの浮かべた作り笑いの理由が分からなかったのです。
英語とは少し離れた話になってしまいましたが、とても興味深いものでした。
おまけ
Christianity・・・キリスト教
Buddhism・・・仏教
Muslim・・・イスラム教
Jewish・・・ユダヤ教
Jehovah・・・エボバ教
Atheist・・・無神論者
agnostic・・・不可知論者 → 宗教に懐疑的な人
アメリカ人の友人に聞いたところ、アメリカでは無神論者の割合が高くなってきているみたいですね。科学の時代ということなのでしょうか。
ちなみに
[atheist] は英検1級単語です。
[agnostic] は英検1級単語です。「懐疑的な」という形容詞で[skeptic][incredulous] がより一般的な単語かなと思います。
では、今日はここまで!!
またね!!