学校や英検の勉強で習わない単語23
こんばんは。
数年前、中学生の教科書に[thatched roof] という単語が出てきました。英語には多少なりとも自信があったので、見たことの無い単語が中学生の教科書に出ているという事実に驚き慌ててしまいました。[thatch] で「茅をふく」とう動詞、したがって[thatched roof] で「茅ぶき屋根」になるのです。「茅!!」。日本語でも茅なんて知らない中学生が多いのではないでしょうか。そんな言い訳を子どもたちの前でしてしまった苦い経験があります。ところで この場合[thatch] は中学生レベルの単語として分類されてしまうのでしょうか。
本日、見ていた海外ドラマで以下のようなやり取りがありました。
I'm not pining. Just remembering. Remembering is not pining.
未練ではない。思い出だ。思い出は未練ではない。
[pining] って何?未練?聞いたことが無いと思い、すぐに調べました。
[pine]・・・「深く悲しむ・悲嘆する」→通常は[be pining] で使用する
したがって、
I'm not pining. は直訳すると「私は悲しんでいる訳ではない」くらいになるのでしょうが、私が驚いたのは[pine] が辞書では「高校生レベルの単語」と分類されていたことでした。正直[pine] は「松」という名詞しか知りませんでした。しかし、高校生のときに[pine] を覚えた記憶が無いです・・・。
このように一生懸命難しい単語を覚えようとしているその脇をスルッと抜けて出会う不意打ちの単語には本当に驚かされますね。
では、今日はもう一つ
That's what you get for being cocky.
うぬぼれているから、そんなことになるんだ。
この[for] は理由をあらわす[for] ですね。
[cocky]・・・形容詞「うぬぼれる・横柄な」
[cocky] は口語表現です。レベルは英検1級以上です。ただ、たいして難しい単語でもないのでぜひ使ってみて下さい。
「うぬぼれる・横柄」という単語は英検の世界では[haughty] [arrogant] [pretentious] を覚えなければなりませんが、[cocky] の方が口語では楽ですね。文語では[arrogant] は大学受験レベルでも紹介されている単語なのでこれが分かりやすいのかもしれません。
おまけ
「鳥肌」は英語で何と言うでしょうか?
[goose bumps] です。
では、今日はここまで!!
またね!!